おはこんこん、Z世代新社会人のIです。
突然ですが、私は人や環境に恵まれてきたと感じています。
そのため壁にぶつかることが少ない人生を歩んできました。
そんな私が想像していたよりもずっと社会人生活が辛いことは必然のことで、悩むことがとても多いです。
特に最初の1ヶ月間は感情の起伏が激しく、精神的に不安定でした。
そこで今回は、激動の1ヶ月であった4月にどのような心境の変化を経験したのか書いていこうと思います。
Z世代新社会人の変心
【研修期間:葛藤期】
私の社会人人生は本社での3日間の研修から始まりました。
「子供時代が終わってしまった」
「まだ大人になんてなりたくないのに」
このような気持ちを抱えたピーターパン人間が、社会人と学生のギャップに悩まされるのは言うまでもありません。
- 6:30起床
いつもと同じアラームの音で起床。
- 7:30出勤
満員電車に乗って出勤。
- 8:30業務開始
- 20:00業務終了
- 21:00帰宅
ご飯を食べてお風呂に入って歯磨きをする。
- 23:00就寝
スマホを少し見てから就寝。
多くの社会人の方が似たような生活をしていると思います。
中にはさらに多くの時間を仕事に捧げている人もいるはずです。
生きている限り、この生活を週に5日、40年以上続けなければいけないと本当の意味で実感した3日間でした。
社会人は学生の時に比べて、期間の長さと責任の重さが増します。
特に、大学生という自由な時間が多い4年間を挟んだことで私の生活観は完全に狂ってしまっていました。
※ただ、それも含めて大学生になる選択をして良かったと思っています。もしもこの投稿を読んでくださっているあなたが大学生でしたら、今ある自由な時間を存分に楽しんで欲しいです。
【仮配属後〜4月中旬:絶望期】
4日目からはついに実家近くの支社に配属となり、私のしばらくの社会人生活を左右するであろう方々との仕事が始まりました。
私は初日から何となく会社の雰囲気が悪いことを感じ取ったのですが、そのセンサーは正しかったとすぐに分かりました。
私の職場は、怒鳴り声やキツい言葉・言い方が当たり前のように飛び交う職場でした。
この社風は上層部が作っており、良しとしているため、天地がひっくり返らない限り改善は見込めません。
私が社会人として未熟で無知なだけでこれが社会の当たり前なのかもしれません。
しかし私には受け止めきれず、これを当たり前と思う人間にもなりたくないと思っています。
このような理由から、「この会社で働く自分」という将来への不安が大きくなり、職場に行くこと、仕事を覚えることを怖いと感じていました。
かといって、新卒で入った会社を1ヶ月もしないうちに退職したとなったら、それこそお先真っ暗です。
転職サイトに登録したりもしましたが、職歴の浅い私には釣り求人であろうものしか表示されませんでした。
「いっそのこと精神を病んで壊れてしまいたい。」
当事者の方々に対して大変失礼で心の病を甘く見ている考え方ですが、その時の私は本気でそう思ってしまうほどに追い詰められていました。
辞めたいけど辞められないという状況に酷く苦しんでいたことをよく覚えています。
【4月中旬〜GW前:開き直り期】
入社半月で絶望してしまうような甘っちょろ激弱メンタルの私ですが、4月の半ばを過ぎたあたりで突然の転機が訪れました。
「理不尽に、または過剰に怒鳴られたら、その場で辞めよう」
社会をよく知らない新社会人の安易すぎる考え方ですが、心の中に退職届を持つことができたのです。
常に逃げる手段があると思うことで、辞めるまでに学べることはとことん学んでやろうと仕事へのモチベーションができました。
もし本当に1ヶ月も経たずに逃げ出していたら、他の転職志望者と比べて不利になることは確実です。
ただこの時の私は「色々な道がある。だから人生どうにでもなる。」と前向きに考えられました。
この根拠のない自信が功を奏し、退職することなくGWまで駆け抜けることができたのです。
辞めてもいい。でもまだ辞めない。Z世代の開き直り戦法。
激動の1ヶ月が終わり感じること
「最初の3ヶ月は会社に行くだけで偉い。会社に行くことだけ考えろ。」
現実でもネットでも、先人の方々がこのように言ってるのを見聞きしたことがあると思います。
私もこれに激しく同意します。
まだ社会に出たばかりの赤ちゃんが社会のルール、ましてや会社のルールを知らないなんて当たり前のことです。
ミスをしないように心がけることは大切ですが、必要以上に不安を感じる必要もないのだと思います。
また私と同じく、新卒ですでに会社を辞めたいと考えている同志がたくさんいると思います。
一緒に辞めましょう!
でもその前に今の環境で得られるであろうことは全部得てやりましょう。
あなたの人生が良い方向に向かうことを願っています。
またどこかであなたとのこ゚縁がありますように。